演目
- あ行
- 愛宕山
- 青菜
- 明烏
- あくび指南
- 阿武松(相撲噺)
- 穴どろ
- 厩火事
- 井戸の茶碗
- 居残り佐平次
- 鰻の幇間
- 大山詣り
- お神酒徳利
- お菊の皿
- お血脈
- 親子酒
- か行
- かぼちゃ屋
- 甲府い
- 火焔太鼓
- かんしゃく
- 金明竹
- 紀州
- 錦の袈裟
- くしゃみ講釈
- 首提灯
- 佃祭
- 景清
- 転失気
- 子別れ
- こんにゃく問答
- さ行
- さいころ
- 三軒長屋
- 芝浜
- 死神
- 時そば
- 質屋庫
- 粗忽長屋
- 粗忽の釘
- 崇徳院
- そば清
- た行
- 高砂や
- たがや
- 竹の水仙
- たらちね
- ちりとてちん
- 茶の湯
- 辻占
- つる
- 鉄拐
- 天狗裁き
- 天災
- 唐茄子屋政談
- 富久
- な行
- 長短
- 中村仲蔵
- なめる
- 二番煎じ
- 人情八百屋
- 寝床
- ねずみ
- 野ざらし
- は行
- 羽団扇
- 反魂香
- 花筏
- 幅広うどん
- 火事息子
- 風呂敷
- 文七元結
- へっつい幽霊
- 干物箱
- 牡丹灯籠(怪談噺)
- ま行
- まんじゅう怖い
- 三方一両損
- 味噌蔵
- 宮戸川
- 無学者
- 目黒のさんま
- もう半分
- や行
- やかん
- 宿屋の富
- 藪入り
- 雪とん
- 与太郎噺(シリーズ)
- ら行
- 雷門
- らくだ
- 饅頭こわい(※上方系異型あり)
- 龍田川
- わ行
- 我慢
- 鰐口
- 悪者退治
- 若旦那道楽
ここに挙げたのは江戸落語・上方落語で現在も高座にかかる代表的古典が中心です。
実際には
- 同じ噺の異題
- 速記本にしか残っていない噺
- 新作落語
まで含めると数は倍以上になります。
演目の分類
たくさんある演目ですが、いくつかの切り口で分類することができそうです。お話を集めるように聞いていくと好きな系統が見つかるかもしれません。
内容・トーンで分ける(いちばん基本)
滑稽噺(こっけいばなし)
笑いが中心。オチで落とすタイプ
例:
- 時そば
- まんじゅう怖い
- 目黒のさんま
- つる
- 粗忽長屋
- やかん
人情噺(にんじょうばなし)
泣かせる・しみじみする・人間ドラマ
例:
- 芝浜
- 文七元結
- 子別れ
- 唐茄子屋政談
- 宮戸川
怪談噺(かいだんばなし)
怖い話・不思議な話
例:
- 死神
- 牡丹灯籠
- もう半分
- お菊の皿
- へっつい幽霊
テーマ・題材で分ける
長屋噺・町人噺
江戸の庶民の日常を描きます。これは話者の江戸文化の造詣が出ますね。
例:
- 長短
- 粗忽長屋
- 二番煎じ
- 三軒長屋
- 井戸の茶碗
廓噺(くるわばなし)
吉原など遊郭が舞台。
例:
- 明烏
- 居残り佐平次
- 宮戸川
商売噺
商人・職人・金の話
例:
- 火焔太鼓
- 時そば
- 風呂敷
- 佃祭
- 味噌蔵
武家噺・御家騒動噺
侍・お家騒動・格式の世界
例:
- 竹の水仙
- 子別れ(武家部分)
- 中村仲蔵
与太郎噺
与太郎というおバカキャラが出るシリーズ
例:
- たらちね
- 宿屋の富
- やかん
構造・演出で分ける
会話中心型
掛け合いでテンポよく進む
例:
- 時そば
- 粗忽長屋
- 金明竹
語り物・講談調
地の文が多く、重厚
例:
- 中村仲蔵
- 唐茄子屋政談
- 牡丹灯籠
サゲ重視型
オチ一発で評価が決まるタイプ
例:
- つる
- やかん
- 転失気
- 饅頭こわい
上演時間・重さで分ける(演者目線)
軽い前座噺・小噺系
短くて軽快
例:
- つる
- やかん
- 金明竹
- 転失気
中ネタ
15〜25分くらいの定番
例:
- 時そば
- 火焔太鼓
- 井戸の茶碗
- 二番煎じ
大ネタ
30分以上・体力と技量が要る
例:
- 芝浜
- 文七元結
- 子別れ
- 唐茄子屋政談
- 牡丹灯籠
地域・系統で分ける
江戸落語系
- 芝浜
- 目黒のさんま
- 火焔太鼓
- 粗忽長屋
上方落語系
- ちりとてちん
- 天狗裁き
- らくだ
- はてなの茶碗(※今回の一覧外だけど代表例)
まとめると落語の演目は、
- 内容(滑稽・人情・怪談…)
- 題材(長屋・廓・商売・武家…)
- 構造(会話型・語り物・オチ重視…)
- 規模(小ネタ・中ネタ・大ネタ)
- 系統(江戸・上方)
のように、目的に応じて何通りにも分類できるんです。また演者や一門とも密接な関係がありそうです。「あの落語家がよくやる噺」って落語家とセットで覚えてる話が私の中にもあります。